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納骨堂について

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光国寺納骨堂は平成27年に建立されました。設計は福岡の茂木謙悟(綜合建築設計研究所)氏によるものです。 これからの納骨堂は、丈夫であるばかりでなく明るくなければならない、というコンセプトで建てられました。 「納骨堂らしくない納骨堂だ」という声を聞きます。興味のある方は一度見においでください。
納骨堂の屋根をよく見てみると少し膨らんでいるのがわかります。一般的な寺社仏閣に多く見られる反り屋根とは反対の、むくり屋根です。 むくり屋根は古来より日本建築で広く採用されてきました。包み込むような優しさ、穏やかさ、親しみやすさを感じていただければ…と思います。
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浄土真宗の教えからすると、信心と念仏の人は臨終を契機にして直ちに浄土に往生し仏となられる訳ですから、お墓にこだわることはありません。 近年海や山林に散骨されたり樹木葬など、お墓のかたちも多様化してきました。
光国寺納骨堂は「いつでも気軽にお参りできるところを」という御門徒さんの要望を受けて、納骨堂が、仏法に出逢われるご縁となりますようにつくられました。
休憩スペースでは、お参りの際のご休憩やご家族ご友人との待ち合わせなどにご利用頂いています。

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光国寺納骨堂に「釈迦の涅槃図」が掛けてあります。
この絵はお釈迦さま(ブッダ)の臨終の場面を描いており、お弟子さんたちが周りを取り囲んで泣いています。 多くの動物たちも集まってきて泣いています。 象・虎・水牛のような大きな生きものだけでなく、よく見ると蜻蛉や蝶・カタツムリ・ムカデ・ミミズなどの小さな生きものたちもいます。
動物たちが泣いているのには理由があります。仏教の教えの中で動物(畜生)たちの成仏の道が説かれました。 他の宗教では閉ざされていた動物たちの救いの道が、仏教の教えによって開かれたのです。 自分が救われる教えを説いてくれた、そのお釈迦さまの死ですから、動物たちも泣いているのです。
この絵にはお釈迦さまの安らかな死で、仏教の平和を志向する性格と、多くの生きものたちを登場させることで、 動物も救われることを説く、仏教の教えの優しい性格が描き込められているのです。

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